1983年　福岡市生まれ

福岡県立福岡中央高等学校卒業

株式会社ひょっとこ堂　代表取締役

結婚を機に妻の地元である 宮崎県高鍋町へ移住

洋菓子販売の仕事を通し宮崎の農作物のファンの多さを知るとともに「加工」が出来ればもっと多くの人たちに その素晴らしさを届けることが出来ると思い、未経験から８千万円全額借金で ２０１３年８月にゼリー製造を メインとした加工施設「株式会社ひょっとこ堂」を立ち上げる。

しかし、自信や期待とは裏腹に 「設備」は出来たものの『加工する技術』や 『お客様に商品を届ける』 までの仕組みが作れておらず 全く上手くいかない！月末の支払いに３００万円足りないと言った状況など 創業時の想いはいつしか消え失せ『金』に支配される日々を過ごす。

半年も経たずに倒産の危機を迎え完璧に自信を失い 一時は自殺も考えるほど強い自己嫌悪を抱く日々を過ごしていたが、そんなある日、地元の生産者から

『うちのトマトでジュースを作ってもらえないか？』

という問い合わせを受け 「作って売る」ことだけを考えていたが 「加工する」という設備や技術自体を必要としてくれる人の存在に気づき その期待に応えることによって 少しずつ自信を取り戻すとともに口コミで多くの生産者のオリジナル加工品の 製造依頼が入るようになる。

２０２２年現在、４０社を超える生産者の オリジナル加工品の開発製造を行い 国の「６次産業化中央プランナー」に任命される。

日本の農作物のものさしが『規格』ではなく 『個性』で選ばれるようになり もっと人間らしく生きられる そんな日本にしていきたい！ そんな想いで日々製造をおこなっています。